起立性調節障害で通っている中学生のお子さんに、夏休み明けで学校はどう?と聞いたら、
「学校がつらい」
と答えました。
体は良くなっているはずなのに、中々学校に行けないなと思っていたのですが、実は不登校を併発していた様でした。
不登校は病気ではないので、対処の仕方が変わってきます。
①学校に復帰する事を目指す。
一般的には、適応指導教室に通うなどして、学校に復帰を目指します。
ハードルを下げ、朝起きて日中に活動する生活のリズムを作ります。
適応指導教室は出席にカウントされるので、内申に影響します。
本人と相談の上、学校に復帰するタイミングを見計らいます。
②定時制、サポート校に行く
高校生の場合や、中学生から進学する場合、定時制高校やサポート校に行く事が多いです。
登校するペースも自由に選べるので、お子さんにあったペースを選択できます。
カリキュラムもそれぞれ特長があり、普通の高校にはない利点があります。
③学校には行かない。
学校に行かないと選択したお子さんもいます。
手続きなどは良く分かりませんが。
その子は、自転車で日本縦断したり、学校とは違う学びを先生とは違う大人から学んでいる様でした。
とにかく、お子さんにとって「何がベストか?」を考える必要があります。
親御さんは、自分の気持ちや願望を手放さなければ対処が難しいでしょう。