ウィルス進化論からの医療オンライン化

ウィルス進化論というのは、ウィルスは生物ではなく、生物間で遺伝子を水平伝播させるための細胞外小器官だという説です。

遺伝子は、親から子へと受け継がれるだけでなく、ウィルスによって他種の生物間でも伝播しあうのです。

実際、人間の遺伝子の数パーセントは、ウィルス由来と言われています。

ですから、コロナウィルスによって人類が進化する可能性も無くはないと思います。

積極的に掛かろうとは思いませんが。

生物学から話は変わって、コロナウィルスによる社会的な変化はどうでしょう?

大きな変化になりそうなのは、濃厚接触を避けるためのオンライン化。

テレワークなど仕事のオンライン化、教育のオンライン化、そして医療のオンライン化。

医療のオンライン化は、凄く大きな流れになっていくと、私は予想しています。

家に居ながら、パソコン開いて、医療AIにビッグデータを活用して診断してもらい、血液や鼻水は検査キットで自分で採取して送り、サイトで結果をチェックする。

スマートウォッチでバイタルはリアルタイムで記録される。

そんな風になるのでははいでしょうか?

そして、日本医師会はそれを嫌がっている。

そりゃそうですよね。

amazonが書店を駆逐したのと同じ理屈です。

医療のオンライン化が進めば、町のクリニックレベルの所には誰も行かなくなり、病院もオンライン化した医療システムの下請けになってしまう可能性があるのです。

逆に言えば、医療のオンライン化を成し遂げた企業は、間違いなく巨万の富を得ます。

当然、GAFAも狙っているでしょう。

そして、医療のオンライン化を成し遂げた企業は、まるで「神」の様になっていくでしょう。

なんせ、命の管理をしているわけですから。

その気になれば、命の選別もできるのですから。